「自由研究Lab.」というブログの紹介をします。
教育的な情報を配信している良質なブログがたくさんあります。
今回は、理科の自由研究について配信しているブログの紹介です。
「自由研究Lab.」というブログについてです。
自由研究Lab.
🟠自由研究Lab.
<自由研究とは?>
夏休みの宿題の1つに「自由研究」をしてくるようにいわれることがあります。
自由研究は、文字通り自由なので、理科に関係することに決まっているわけではありませんが、多くは、理科的な事柄で疑問に思うことについて、何か実験や観察をして、気づいたことをまとめることです。
多くの学校で、自由研究をすることになっているのですが、学校の授業で、自由研究の仕方やまとめ方について教えることはあまりありません。
仕方がないので、子どもの中には、近くにある科学館などの主催する自由研究コーナーなどに参加したり、業者が販売する「自由研究キッド」などを購入したりすることになります。
実際に、多くの子どもは何をどうすれば自由研究になるのかわかりませんし、どこかに出かけて誰かに教えてもらったり、自由研究の工作セットなどを買ったりしないと手も足も出ないことになります。
そのような現状の中で、パソコンやスマートフォンさえあれば、自由研究の情報を手軽に得る方法があります。それは、ネットで「自由研究」について紹介しているブログやホームページを見ることです。
そのようなブログやホームページはいくつかありますが、無料で有益な情報を配信しているブログに、今回紹介する「自由研究Lab・じゆうけんきゅうラボ.」があります。
<ぽんすけさんについて>
今回紹介する「自由研究Lab.」というブログを運営されているのは、ぽんすけさんという方です。
ぽんすけさんは、「体長7cmの小型メスたぬき」ではなく、国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータであり、中学校教諭と高等学校教諭の理科の専修免許をお持ちの方であり、現在は大学の研究補助員として活躍もされている方です。3歳と7歳のお子さんを育てているお母さんでもあります。
専修免許というのは、大学院で学ばないともらえませんので、かなり理科について学ばれた方であることがわかります。
ぽんすけさんは、「自由研究Lab.」というブログで、自由研究に関係する様々な情報を無料で公開されています。
自由研究Lab.に進む(外部リンク)
また、ぽんすけさんは、Twitterも公開されています。
ぽんすけ@自由研究コンクール優秀賞受賞に進む(外部リンク)
ぽんすけさんは、「自由研究Lab.」というブログの中の「なぜ、本ブログ『自由研究ラボ』をはじめたか?」という記事の中で、自由研究Lab.をはじめた理由を書かれています。勝手にざっと要約してみます。
なぜ、本ブログ「自由研究ラボ」をはじめたか?に進む(外部ブログ)
ぽんすけさんは、とても優秀な研究者だったみたいです。
しかし、研究者というのは、なかなかハードなお仕事のようで、お子さんが生まれたのに、単身赴任する必要があったそうです。研究とワンオペでの子育てという2足の草鞋を履くことはなかなか難しかったそうです。
そこで、体調を崩してしまい、ぽんすけさんは研究者を辞めて、自分のやりたい仕事を見つけることにされました。
そのお仕事が、サイエンスコミュニケータです。サイエンスコミュニケータというのは、ざっくり言うと、「科学をわかりやすく伝える人」のことです。
そこで、ぽんすけさんは、パートナーさんに相談してみたそうです。
・「研究や探求って、難しくない、楽しいんだよ!といろいろな人に伝えたい」
・「研究者にお金に困らないで研究してほしい」
・「研究に深く携わってきた人に、そのスキルを活かした雇用を作り出したい」
・「研究者と研究者になりたいこどもたちをつなぎたい」
そのような自分の思いを伝えたところ、次のような返事が返ってきたそうです。
・「自由研究を教える仕事とか、いいんじゃない?」
・「学生も、学校の先生も自由研究の扱いに困ってる」
・「あなたがやりたいことにつながるかもよ」
こうして、ぽんすけさんは、
「自由研究」を教える教室を作りたい!
と思ったそうです。そして、このブログ「自由研究Lab.」が誕生しました。
<自由研究Lab.>
「自由研究Lab.」というブログのよさは、無料ということもありますが、その記事の豊富さもよさの大きなところです。
ざっと数えてみたところ、300本以上の自由研究に関係する記事などがあります。
例えば、次のような記事があります。
・学年別!ピッタリが見つかる自由研究テーマ100選
・小1息子が自由研究コンクールで入賞!選ばれるコツと親の手伝い方
・小中学生向け科目別 SDGsの自由研究テーマ一例まとめ
・先生もびっくり?!時間をかける本気の自由研究テーマ6選
【時間のない方へ】10分で実験が終わる自由研究テーマまとめ
【プロ監修】小1でもサクッと1日でできる自由研究テーマ4選
サイトマップ(このブログの記事一覧)に進む(外部リンク)
いろいろなタイプの自由研究の記事があります。
たっぷりと時間をかけて取り組む自由研究もあれば、たった10分で実験が終わる自由研究もあります。
子どものニーズに合わせて、いろいろ選べそうです。
夏休みになって、自由研究に迷ったら、ぜひこのブログを読むことをお勧めします。
<ロウソクの科学>
ぽんすけさんは、著書も書かれています。
「本気で理科を伝えるためのロウソクの科学」(Kindle版・2022年)という本です。
この本はたったの500円です。とても面白い科学の本です。
私のように、Kindled unlimited(キンドル・アンリミテッド)会員の場合は、月々支払っている会費だけで、無料で読むことができます。
「本気で理科を伝えるためのロウソクの科学」という本が掲載されているページに進む(外部リンク)
このブログの中でも、ろうそくを使った実験はいくつか紹介されているのですが、著書では、ろうそくの実験の様子を、生徒会長と科学部の女性部長との会話形式で紹介しています。
<まとめにかえて>
今回紹介した「自由研究Lab.」というブログは、とても読み応えのある、素晴らしいブログです。
ぜひ、たくさんの方に訪れていただきたいです。
そして、気に入った実験や観察があれば取り組んでみてほしいです。きっと、科学の楽しさを触れることができると思います。
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他のブログの紹介は、次のページをお読みください。
女の子の絵本の思い出:ブログ紹介①に進む(内部リンク)
性教育いらすと:ブログ紹介②に進む(内部リンク)
なお、自由研究について書いた次のページもお読みください。
自由研究の仕方・まとめ方 理科の指導(3)に進む(内部リンク)
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