「風はいつも見守っていた」という絵本の紹介をします。
絵本紹介:風はいつも見守っていた
🟠絵本「風はいつも見守っていた」
<篠崎正喜さんのご紹介>
みなさんは、篠崎正喜(しのざきまさき)さんという絵本作家をご存知でしょうか?
素晴らしい絵本作家であり、画家であり、イラストライターであり、彫刻家です。
1945年(昭和20年)にお生まれになりました。
とても素晴らしい作品をたくさん描かれています。
<風はいつも見守っていた>
今回、ご紹介する本は、篠崎さんの描かれた「風はいつも見守っていた」という絵本です。
ある老人と風との心温まる対話を絵本して描いておられます。
幸せなことに、私たちの住む日本は、第2次世界大戦以降大きな戦争もなく、長い間平和な世の中で暮らすことができています。
貧困やいじめ、虐待や交通事故など不幸な出来事が全くないわけではありませんが、日本に住む多くの人は、事故や病気などで、若い頃に早逝しない限り、長い人生を過ごすことができます。
今の日本は、世界でも有数の長寿国です。
2022年(令和4年)の平均寿命は、男性 が81.47 年、女性が87.57年です。
今年生まれた子どもたちは、男女ともに平均して80年以上生きることができることになっています。
日本に住む多くの人は、いつしか老人と呼ばれることになります。
この絵本は、そのような老人になったある男性が、風との不思議な友情を育み、会話を行う作品です。
文章も素晴らしいのですが、文章に添えられた絵がとてもていねいに描かれています。
美しい絵もたくさんあります。
最初に紹介した絵は、絵本の中に描かれた絵の1枚です。
老人が若い頃に愛した今はなき妻の姿を絵にしたものです。
とても美しい女性です。
もし実在したら見惚れてしまうような美しさです。
<絵本は、現在無料公開中です>
篠崎さんは、今回、電子書籍版「風はいつも見守っていた」という絵本を完成させ、Amazonで販売中です。
私のようにAmazonのKindle Unlimited会員の場合は、この絵本を月々の会員費用だけで無料で読むことができます。
<篠崎さんとの出会い>
篠崎さんと私との出会いは、何かよい絵本がないかなと、Amazonで絵本を探していたときに、「おじいちゃんのバス停」という篠崎さんの描かれた絵本に出合ったことが、きっかけです。
私は教員向けに書いているこの「教育よもやま情報」というブログ以外に、子ども向けに「よみもの」というブログも配信しています。
その「よむもの」で、夏休みなので、子ども向けに「読書感想文の書き方」を紹介しました。
紹介ついでに、具体的に読書感想文の例を篠崎さんの描かれた「おじいさんのバス停」という絵本を元に書きました。
篠崎さんに「おじいちゃんのバス停」を使って読書感想文の例を書かせていただいてもいいかお尋ねしたところ、快くご了解いただきました。
今回、「おじいさんのバス停:改訂版」も、2022年(令和4年)10月15日(土)までの間、会員でない方も無料で読むことができます。
「おじいさんのバス停」については、私が書いた読書感想文を読んでいただくと内容がわかると思います。
もしよければ、読書感想文も合わせてお読みください。
よみもの:読書感想文の例に進む(外部リンク)
ここで少し、篠崎さんブログから少し引用をします。
今回の電子書籍版「風はいつも見守っていた」の画像は高画質で、デイスプレーとの相性が実に良い。スマホよりタブレット、タブレットより大型ディスプレーと大きくなると感動が増す。この感動は紙の本では得られないものだ。
文章も修正してグレードアップさせた。内容は老人を主人公にしているが、老荘思想を基にした明るい寓話だ。そしてシンプルな人生哲学のファンタジーでもある。登場するのは、八百万の神みたいな風の化身のシャボン玉。彼は偉いのか、あざといのか、子供なのか分からない変な存在。この物語には、学校推薦図書みたいな抹香臭い教訓はない。真面目な教育者が目をむきそうな「何も考えず、ぼんやり生きれば幸せになる」が主題だ。
(10月11日から15日までの5日間、電子書籍「風はいつも見守っていた」と「おじいちゃんのバス停」を無料にした。)
Kindleの無料電子書籍用ソフトがあればそれで、なければアマゾンからKindle.appをダウンロードして、見ることができる。
篠崎正喜さんのブログより
篠崎さんの絵本とブログと作品集については、それぞれ次のページから移動してください。
絵本「風はいつも見守っていた」に進む(外部リンク)
絵本「おじいちゃんのバス停: 改訂版」に進む(外部リンク)
篠原正喜さんのブログに進む(外部リンク)
篠崎正樹さんの作品集に進む(外部リンク)
コメント