健康な夏季休業中の過ごし方について知りたいです。
この記事を書いた日は、7月18日(月)です。海の日です。3連休の最後の日です。教員にとっては、普通の休日です。間もなく、多くの自治体の教員にとっては、夏季休業が始まります。
夏季休業は、子どもと違って、教員にとっては、休日ではありません。勤務の必要な日です。しかし、授業のある普段の日に比べると、夏季休業中は、年休もとりやすいです。勤務のある日でも、授業がありませんので、時間休暇をとりやすいので、時間的なゆとりがあります。
そこで、今回も、普段の授業のある時は、できにくいことで、休業中に行うとよいと思われる事柄を書きます。
体を整える① 食事・運動:休暇中の過ごし方(2)
🟠体を整える:食事、運動
体を整える方法はたくさんあります。その中で、今回は、食事と運動について書きます。
バランスのよい食事をきちんと摂ることと、適度な運動を続けることは、健康な暮らしをするためにとても大切なことです。
<食事>
授業のある日は、多くの自治体の小学校で、給食があります。
小学校では、休憩時間もなく、給食指導がありますので、たいへんです。
しかし、給食には、教員にとってもよいところもたくさんあります。
1つは、給食費の安さです。自治体によって必要な費用は違いがありますが、多くの給食は、極めて安価です。私が教員の頃は、1食300円かかっていなかったように思います。
今時、1食300円で食べることはなかなか困難です。
2つめは、栄養のバランスの良さです。給食は、子どもの健康を考えて作られていますので、たいへん健康的な食事です。
しかし、夏季休業中は、給食がありません。
教員自ら、給食に代わる昼食を用意する必要があります。
折角の機会ですから、勤務のある日は、栄養のバランスを考えた弁当を作るというのいいと思います。
お弁当の場合、近くのレストランや食堂などで昼食を食べたり、コンビニなどで何か買ってきて食べたりするよりも、費用が低くおさえられます。それに、給食ほどではないかもしれませんが、栄養のバランスを考えて作ることもできます。
<16時間ダイエット>
最近、一部の人の間で流行しているダイエットに16時間ダイエットというのがあります。食事を1日24時間のうちの8時間の間だけにとって、残りの16時間は、水分以外のカロリーのあるものを食べないという食事法です。私自身、昨年の6月ごろから初めて、約1年間ぐらい続けています。
16時間ダイエットをする理由は、明確です。
基礎代謝の低下した現在の私には、1日3食の食事はカロリーの摂りすぎだからです。
16時間ダイエットのおかげで、昨年の1時期は、72キログラムほどあった体重も62キログラムまで落ち、ここ数か月は、61から62キログラムの体重を維持できています。
給食のある時は、16時間ダイエットなんてなかなかできません。
しかし、給食のない夏季休業の期間であれば、16時間ダイエットを試してみることもできます。
体重過多だと思う人は、この機会に、健康的で、エビデンス(証拠)のあるダイエットに取り組むことも良いと思います。
16時間ダイエットについては、次のページをお読みください。
食事について(1)16時間ダイエットに進む(内部リンク)
<運動>
教員の中には、日々適度な運動を継続している人もいます。
マラソンやハーフマラソンやトライアスロンの大会などに出場している方もいます。
週に30分程度の運動を週に3回以上継続している方も多いです。
しかし、体育の授業以外は、全く運動などしないという教員の方も結構おられます。
体育の授業は、子どもの安全を見守ることが第一ですので、なかなか自分の運動の役に立つことはありません。
一番簡単な運動は、歩くことだと思います。
健康診断や人間ドックで、腹囲が女性で90cm以上、男性で85cm以上ある方は、内臓脂肪などが増えている可能性が高いですので、歩くことがよいと思います。
なかなか歩くことなんてできないという人にお勧めの方法の1つに、電車やバスで通勤している方の場合、いつも利用している学校の最寄駅やバス停の1つか2つ前で降りることです。
1つか2つ分の駅と駅の間やバス停とバス停の間を歩きます。
いつもは、子どもがいますので、早く出勤することも必要でしょうが、夏季休業中などの長期休業の間は、いつもよりゆっくり勤務することも可能だと思います。
最初から長い距離を歩く必要はありません。
短い距離から初めて、少しずつ距離を伸ばしていくとよいと思います。
では、自動車通勤の方はどうすればよいのでしょうか?
お勧めの方法に、ウインドーショッピングがあります。自動車で、近くの商業施設やショッピングモールなどに行きます。夏は、暑いですから、炎天下の中を散歩するなんてあまりお勧めできません。しかし、クーラーのよく効いた商業施設の中を、最近の流行の服やアクセサリーを見たり、行き交う人を見たりしながら歩くことはできると思います。
普段なかなか忙しくて、流行のファッションなど見る機会も少ないでしょうから、様々な情報を得るためにもいい方法だと思いますが、いかがでしょうか。
運動については、次のページもお読みください。
ウォーキング(散歩)についてに進む(内部リンク)
<食事と運動のバランス>
たくさん食べることは問題ないと思います。健康を維持しようとすれば、いろいろな種類の食事を摂ることは大切です。しかし、その摂取したカロリーを消費する程度の適度な運動をしないと、体重は増えることになります。
定期的にジムなどに通い、筋肉の増強に取り組んでいる人以外は、年を取ると共に、基礎代謝量が減るのが普通です。学生時代や若い時などと同じように食事をしていると、体重は増え、体力は落ちます。場合によっては、糖尿病などの成人病になってしまうこともあり得ます。
この長い長期休業の期間を利用して、自分にとって適正な食事の量と、適正な運動の量を測ってみるというのもよいのではないかと思います。
日本人の平均寿命は、とても高いです。でも、残念なことに、健康寿命はそれほど高くありません。多くの人は、不健康なまま、死ぬまでの数年、あるいは、十数年を過ごすことになります。
そうならないためにも、若い頃から、適度な運動をする習慣を、この夏季休業を利用して身につけてほしいと思います。
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