痔になると困りますよね。
机に向かって教材研究などを熱心にしていると、運動不足などで、血の回りが悪くなり、痔になることがあります。
今回は、「痔への対処法(民間療法)」について書きます。
痔への対処法(民間療法)
🟠痔への対処法(民間療法)
<痔とは何か?>
痔は、肛門や肛門の周辺に起こる疾病の総称です。
「いぼ痔(痔核)」「きれ痔(裂肛)」「痔ろう」の3種類が三大疾患として知られています。
その中でも特に「いぼ痔(痔核)」は、とても多く見られます。
ある薬品会社の調査によると、日本人の3分の1が、痔の自覚症状を感じたことがあります。
そのうちの半分は、いぼ痔だそうです。
痔になる主な原因としてはいろいろあります。
具体的には、便秘や下痢、排便時のいきみ、座りっぱなしなどです。
例えば、食生活などの関係で便秘になり、便が硬くなると、排便の際、肛門に圧力がかかり、出口が切れて、きれ痔になることがあります。
肛門辺りにある静脈叢と呼ばれる血管の集まった部分がうっ血して、いぼ痔になることもあります。
痔は病気ですから、根本的にきちんと治すためには、総合病院や肛門科などの専門医院を受診して、適切な投薬、手術などの治療を受ける必要があります。
ここであげる対処法はあくまでも、個人的な経験による対処法です。
全くの民間療法です。効果の保証はできません。万人の痔に通用するわけではないではないと思います。
ただ、個人的には、効果がありましたので、参考になるようでしたら、試していただけたら幸いです。
<痔への対処法>
私の痔への対処法は簡単です。
痔の症状が出た時に、次のことをします。
肛門のあたりに意識を集中します。
そして、ゆっくり肛門に力を入れたり抜いたりを繰り返します。
これを、30秒から3分間程度繰り返します。
この繰り返しを、1日に何回かします。
肛門あたりの緊張と弛緩を繰り返すことで、その周辺への血液の循環をうながします。
個人的には、これを行うだけで、痔の症状はかなり改善します。
最近は、あまりありませんが、若い頃は、いぼ痔になっていたことがあります。
でも、これをくり返すうちに、いぼ痔がなくなることもありました。
痔の自覚症状がないときでも、時々、肛門付近の緊張と弛緩の繰り返しをすることで、予防になるのではないかと思っています。
この対処法は、いつでもどこでもできます。
立っていても、座っていても、寝ていてもできます。
非常にお手軽な対処法です。
<痔への対応の違い>
日本では、痔になったことを隠す傾向があります。
多くの人がかかる一般的な病気なのですが、人前で話題にすることは、はばかれるような気がします。
風邪になったり、虫歯になったりすると、気軽に話題にできますが、痔になって困っているということを家族を除いて話題にすることは少ないみたいです。
場合によっては、家族にも秘密にするかもしれません。
ある調査によると、外国人の人は「痔かな」と思ったらすぐに病院などを受診する傾向にあり、そのために、比較的症状の軽い人が多いそうです。
しかし、日本の場合は、痔になっても、隠す傾向にあり、とてもひどくなってから病院にいく人が多いみたいです。
ある病院の調査では、自分が痔と自覚してから受診するまでの期間が平均して7年間となっています。
受診しない人もいるでしょうから、もっと長いのかもしれません。
虫歯や痔は、基本的には、そのままほっておいても治りませんので、早めに受診することが大切です。
基本的には、早期に受診をすることをお勧めします。
しかし、ひどい症状でない場合は、受診する前に私の対処法を試してみるのもよいかもしれませんね。
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