飛蚊症って知っていますか?
教員にとって健康な毎日を過ごすことはとても大切です。
今回は、「飛蚊症」について書きます。
🟠飛蚊症
<健康の大切さ>
健全な教育をするためには、教員自身が健康な体でいる必要があります。
しかし、私たち教員も、様々な理由で病気になったり健康を崩したりすることがあります。
私自身のことを中心に紹介することしかできないのですが、教員が直面する健康面の問題について書きたいと思います。
若い間は、少々無理をしても、美味しい食事を摂り、適切な睡眠をすればなんとかなることも多いです。
しかし、ある程度の年齢になると、不摂生で運動不足生活をしていると、健康を悪くすることもあります。多くの教員のみなさんに、定年まで健康に過ごしていただきたいので、時折、健康な生活について書きます。
健康な生活の1つめの話題は、目についてです。
<個人的な目の状態について>
教員をしていると授業をしたり、子どもの様子を見たり、教科書を読んだり、指導案を書いたりするために目を酷使することが多いです。
元々教員になる以前から本を読んだりテレビを見たりすることが好きでしたので、目を酷使する生活というのは続いていました。小学校の頃から視力が悪く、中学生の頃には、近視用の眼鏡を日常的に使うことが多かったです。
現代の生活というのはたいへん素晴らしいのもので、視力が悪くても眼鏡やコンタクトレンズなどを使えば、あまり目が悪いことに困難さを感じることは少ないです。
マスクをしていると、眼鏡がくもりやすいという難点はありますが、それほど気になる程でもありません。
眼鏡やコンタクトレンズの有り難さは、普段それほど意識するわけではありませんが、とても素晴らしいものです。
<飛蚊症>
若い頃は、視力は悪くてもそれほど気にならなかったのですが、加齢というものは残酷なもので、見ることに関して新たな試練を与えられることがあります。
普通に教員の仕事をしていたある日、私の目にも飛蚊症(ひぶんしょう)という症状が現れました。
飛蚊症というのは、目の前に蚊のような黒いものが絶えず飛んでいるよう見えることで、黒いものが蚊が飛んでいるようにも見えるので「飛蚊症」という名前がついています。
飛蚊症の主な原因は、加齢です。
飛蚊症の中には、病的でない場合と病的な場合があります。
病的でない場合には、加齢とともに目の性能が落ちてしまい、眼球の大部分を占める硝子体の一部が離れる現象が起こることがあります。後部硝子体剥離という状態で、飛蚊症でもこの場合
ただ、飛蚊症で気をつけないといけないのは、視力保持に大いに関係する網膜との関係が深いことです。
<網膜剥離、網膜裂孔>
網膜が剥がれる状態を網膜剥離(もうまくはくり)というのですが、この状態になると、目をほとんど使わない安静な生活を2、3か月間強いられることになります。
私の場合は、飛蚊症と同時に、網膜の一部に穴が開くという「網膜裂孔(もうまくれっこう)」という症状が起こっていました。
この症状が進むと、網膜剥離になってしまいます。
網膜に空いた穴を閉じるために、レーザー治療を受けました。穴の部分にレーザーの強い光を当て焼いて穴を閉じるのです。
この手術はなかなか痛いものです。
でも、網膜剥離の不便さには比べものがありません。網膜剥離は最悪の場合、失明することもあります。
その後、数回、穴が開く網膜裂孔という状態には至りましたが、幸いなことに、その都度レーザーを当てていただくことで、穴を閉じることができています。
私は、60歳を超えてからも、約半年に1回近くの眼科医で定期検査を受けていますが、大きな異常はないそうです。本当に日本の医療体制には感謝です。
どうしても、日々教員は、目を酷使する生活に陥りがちです。
時には、忙しい日々の中でも、家族や友だちなどと自然のある空間に行き、木々の緑や海や山や空、夜空などを見る生活をすることをお勧めします。
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