ウォーキング(散歩)のよさについて知りたいです。
教員にとって健康の維持はとても大切なことです。
健康維持において、適度な運動をすることはとても大切です。
今回は、ウォーキング(散歩)のよさについてです。
ウィーキング(散歩)のよさ
🟠教員は、運動不足になる傾向がある
教員の1日はたいへん忙しいです。それゆえ、なかなか運動の時間を確保するのはむずかしいです。
若い間は、基礎代謝量が高いので、定期的な運動をしていなくても太ることはあまりありません。
小学校の教員の場合は、週に3回程度体育の時間があります。
しかし、教員は、指導をするのが仕事です。体育の時間に、発問や指示、子どもの観察などをすることが必要ですので、自分自身が運動をするわけではありません。
若い頃は、子どもの願いに応じて、休み時間に子どもと遊ぶこともあります。中には、年配になってからも、子どもと一緒に遊ぶ、元気な教員もいます。
しかし、年齢を重ねると、校内分掌と言われる、校内で教職員に割り当てられた教科指導以外の仕事も増えてきて、なかなか適度な運動をするのがむずかしくなります。
教員の勤務時間は、各自治体で、8時30分から5時ぐらいに決められていますが、定時に帰宅できることは、ほとんどありません。
場合によっては、通勤時間を含めて、1日の半分の12時間以上学校にいる教員も少なくありません。
私自身、大学卒業時点では、50kg程度だった体重が、30年以上の小学校勤務の間に、70kgを超えるようになりました。
🟠ウォーキング(散歩)は気軽で継続できる運動
私自身が、ウォーキング(散歩)を日課にするようになったのは、退職後です。
しかし、同僚の教員の中には、日々、ウォーキング(散歩)を日課にしている方がいました。
そのような人は、学校の近くにある最寄駅で、電車やバスなどを降りるのではなく、1つか2つ前の駅やバス停で、電車やバスを降りて歩いていました。
ウォーキング(散歩)というのは、お金もかからず、とても経済的な運動です。
運動不足を感じて、スポーツジムやスポーツクラブなどに入会したこともあります。しかし、日々の教材研究や校務分掌、子どもへの指導、家事などが重なって、まとまった時間を取ることができず、継続できないままの費用だけを払う日々が続きました。そのうちに、行かなくなり、退会しました。
ウォーキング(散歩)というのは、いつからでも始められ、いつでもやめられる簡単な運動です。
準備物もほとんどいりません。適切な服装と運動靴があればすぐにできます。ウォーキング(散歩)する時間も、その日の体調や時間に合わせて調整することができます。
暑い日などに帽子を被らず、水分補給もしないまま、歩くことは、熱中症になる危険もありますので、お勧めしませんが、ウォーキング(散歩)は、とてもいい簡単な運動です。
忙しい日でも、その忙しさに合わせて、10分、30分、1時間と時間を調整して行うことができます。
🟠ウォーキング(散歩)のよさ
ここからは、思いつくままウォーキング(散歩)のよさを書きます。
1.運動不足を解消できる。
忙しい現代人にとって、運動の大切さは知っていても、なかなかできません。
ウィーキング(散歩)は、思いついた時に始めることができます。とても気軽です。
日本人は、とても平均寿命が長いです。厚生労働省の「簡易生命表(令和2年)」によりますと、2020年(令和2年)の日本人の平均寿命は男性が81.64歳、女性が87.74歳です。
しかし、健康寿命と呼ばれる「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」については、2019年(令和元年)時点では、男性72.68歳、女性75.38歳です。
10年前後の期間を、介護や病院のお世話になって過ごすことになります。
ウィーキング(散歩)は、この健康寿命の期間を延ばすことができるとされています。
2.季節の変化を知ることができる。
日々、ウィーキング(散歩)をしていると、街路樹や家の前に植えてある植物、公園の木々や草花を自然と目にすることが増えます。
数日前まで綺麗に咲いていた桜の花が散り、葉桜になることがわかります。
街路樹に、ツツジの花が咲いたかと思うと、しばらくすると、きれいな紫陽花の花が咲き始めます。
その気になると、街に咲いている草花の名前を調べて知ることもできます。
風の冷たさや風のあたたかさも季節により違います。
日差しの強さもまぶしさも、季節により変化します。
そのような季節の変化を、樹木、草花、天候、風、日差しなどから知ることができます。
3.いろいろなことを考えることができる。
音楽を聞きながらウィーキング(散歩)をしているのですが、その間も、いろいろなことが頭に思い浮かびます。(危険なので、無線のイアフォンは、片方だけにつけています。)
このブログをはじめようと思いついたのも、ウィーキング(散歩)中です。
自分の経験だけでなく、若い頃のことを書くためには、翼くんという若い登場人物を作った方がよいのではと思いついたのも、ウィーキング(散歩)中です。
子ども用のブログを開始しようと考えたのも、その中でキャリア教育について、知り合いにインタビューして載せようと思いついたのもウィーキング(散歩)中です。
いろいろな思索や物思いができます。中にはすぐに忘れることもありますが、自分自身との会話もできます。
4.体重が減り、腹囲が減り、健康になることができる。
<体重>
基礎代謝量が落ちていますので、若い頃と同じように食べていますと、太ることになります。
退職後すぐの時期は、きちんと3食を作って食べていましたので、体重が増えることになりました。
2021年4月の体重は、71kgでした。6月には71.9kgの体重に増えました。
2021年の10月ごろから、ウィーキング(散歩)をきちんとすることにしました。
最初は、近所を30分程度歩くぐらいから始めました。
そのうちに、朝夕ウィーキング(散歩)をするようになりました。
1日に1万歩を歩く日が続きました。
11月になると、朝夕のウィーキング(散歩)の時間が1時間ずつに増えました。
2022年の1月には、1日に10km以上ウィーキング(散歩)する日が日常になりました。
体重も1月には61.5kg前後になりました。
9か月ほどで、体重が10kg程度減ったことになります。
今年の6月現在も、日々10km程度のウィーキング(散歩)を継続しています。
2022年6月の体重も61kg〜62kgと、維持できています。
<腹囲>
2022年2月に受けた人間ドックでは、一昨年、90.7cm、昨年、90.2cmあった腹囲が、81.5cmになりました。
最近、昨年と同じジーンズを履く時に、ベルトの穴の位置を、動かす必要があります。
<HbA1c値>
ここ数年、糖尿病の治療を続けています。
糖尿病の指標の1つが、HbA1c値です。血中の糖の量を表す指標の1つです。1、2か月前の血糖コントロール状態を反映する指標とされています。
正常値は、4.6-5.9%とされています。6.5%を超えると糖尿病の疑いが強いとされています。
一昨年の値は、7.7%、昨年度の値は、8.2%でした。完全に糖尿病です。
今年は、正常値ぎりぎりですが、5.9%でした。
食事の影響もあるでしょうが、1番の効果は、ウィーキング(散歩)によるものだと思っています。
🟠まとめ
ウィーキング(散歩)には、次のようなよさがあります。
お金もかからず、とても経済的です。
いつからでも始められ、いつでもやめられ簡単です。
運動不足を解消できます。
季節の変化を知ることができます。
いろいろなことを考えることができます。
体重が減り、腹囲が減り、健康になることができます。
ぜひ、あなたも今日からウィーキング(散歩)を始めてください。
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