名前の呼び方 学校のマナー③

学校のマナー
つばさ
つばさ

学校には、特有のマナーがいろいろありますね。

 子どもには、さまざまなことをマナーとして教えたいと思います。

 多くのマナーは、家庭で親や保護者が子どもに教えるのが一般的です。

 しかし、時には、学校で教えた方がよいこともあります。

 今回は、「名前の呼び方:学校のマナー」について書きます。

名前の呼び方:学校のマナー

🟠名前の呼び方:学校のマナー

<名前の呼び方>

 人の名前の呼び方には、いろいろあります。

 姓を呼ぶこともあれば、名を呼ぶこともあります。姓名を通して呼ぶこともあります。時には、ニックネームを使うこともあります。

 姓や名、姓名を呼ぶときに、呼びすてにすることもあれば、「さん」や「くん」などの敬称をつけて呼ぶこともあります。

 ジェンダーフリーの考え方から、敬称をつける場合も、「男子」には「くん」、「女子」には「さん」をつけるのではなく、男女共に「さん」をつけて呼ぶ場合もあります。

 名前の呼び方は、決まっているようで決まっていません。

 人が名前を呼ぶのは、家庭と学校が一番多いと思います。

<家庭での名前の呼び方>

 家庭での名前の呼び方は、親や保護者の考えによって決まります。

 家庭において、名前をどのように呼ぼうと、まったく自由だと思います。

 例えば、「小林明」さんという子どもがいたとします。

 この子どものことを、親や保護者が「あきら」と呼ぼうと、「あっくん」と呼ぼうと、「あきらさん」と呼ぼうと、「あきらくん」と呼ぼうと自由です。

<学校での名前の呼び方>

 学校でも、様々な方法で名前を呼んでいます。

 姓を呼ぶこともあれば、名を呼ぶこともあります。姓名を通して呼ぶこともあります。時には、ニックネームを使うこともあります。

 姓や名、姓名を呼ぶときに、呼びすてにすることもあれば、「さん」や「くん」などの敬称をつけて呼ぶこともあります。

 ジェンダーフリーの考え方から、敬称をつける場合も、「男子」には「くん」、「女子」には「さん」をつけるのではなく、男女共に「さん」をつけて呼ぶ場合もあります。

 小学校の学級における子どもの名前の呼び方は、多くの場合、学校の管理職の考えや担任の先生の考えが大きく反映されることになります。

 学校全体で、ニックネームで呼ぶことを禁止し、名前に「さん」をつけて呼ぶようにしている学校もあると思います。

 姓名のうち、下の名前で呼んでいる学校や学級もあると思います。

<名前の呼び方に関する私の考え>

 学校における子どもの名前の呼び方は、授業中とそれ以外の休憩時間では、違っていいのではないかなと思います。

 授業中は、基本的には、公的なパブリックな場面です。

 ですから、教員が子どもの名前を呼ぶときも、子ども同士で名前を呼ぶときも一般社会と同じような方法で名前を呼ぶのが大切なのではないかなと思います。

 大人の社会では、姓にさんをつけて呼ぶことが多いと思います。

 学校は、将来社会人になるための訓練の場であります。

 そのような場では、姓にさんをつけて呼ぶのがいいのではないかな、と思います。

 休み時間は、私的な場の要素があります。

 休み時間は、他の人に迷惑をかけない限り、基本的には、何をしても自由です。そのような場においては、子ども同士で、お互いにニックネームなどを使っても、呼び合ってもよいのではないかなと思います。

 ただ、ニックネームの中には、そう呼ばれると嫌なニックネームがあるかもしれません。そのような場合は、そう呼ばないようにすることも大切かもしれません。

 例えば、担任の先生が、ときおり、「普段の生活の中でいやなことはありませんか?」と尋ねたり、アンケートを取ったりする機会などを設けて、子どもの気持ちを知り、改善するように働きかけるようにすることも大切かもしれません。

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