自分の学校のホームページを見ると何かいいことはありますか?
夏季休業中は、時間的なゆとりがあります。
そこで、今回も、普段はしにくいことで、休業中に行うとよいと思われる事柄を書きます。
今回は、「検索する④ 自校のHP:休暇中の過ごし方(15)」です。
検索する① 自校のHP:休暇中の過ごし方(15)
🟠休暇中の過ごし方(15)検索する① 自校のHP
<好奇心をもつ>
このブログを見ている方は、基本的にパソコンやスマートフォンの操作に慣れている方が多いと思います。
年配の教員の中には、なかなかパソコン操作に慣れないという人もいます。
パソコンを大人になってから使うようになったからということが理由です。
子どものころから慣れ親しんでいることに対して、人はあまり抵抗感をもちません。
しかし、大人になってから知ったものに対しては、強い好奇心をもたないと、どうしても構えてしまいます。
いいものだと分かっていても、ついつい億劫になります。
教員は、いくつになっても、強い好奇心をもち、思いたったら、とりあえず挑戦してみる、試してみるという姿勢を保ちたいものだと思います。
そのように考える私の理由は、簡単なものです。
教えている子どもたちに、そのような好奇心のある子どもになってほしいからです。
<自校のホームページを見る>
自分の学校のホームページをじっくり見たことはありますか?
学校によっては、ホームページの更新は、管理職や視聴覚担当の教員の仕事になっているところもあるでしょう。
日々の学習の様子などの発信は、各学年の仕事になっているところもあるでしょう。
今の時代ですから、ホームページがないという学校は少ないでしょうが、日々の更新頻度はどの程度で行われているのでしょうか?
多くの学校では、日々更新が行われていると思いますが、あなたの所属する学校の更新状況はいかがでしょうか?
今一度、自分の学校のホームページを見てみることをお勧めします。
まず、googleなどの検索サイトで、検索欄に都道府県名と学校名を打ち込み、自分の学校のホームページを出してみましょう。
ホームページを開けると、ヘッダー(header)と呼ばれる、最も上部に位置するエリアパーツが出てきます。
ヘッダーには、学校名とメニューバーが並んでいることが多いでしょう。
メニューバーには、学校概要、お知らせ、日々の記録、アクセスなどの欄が並んでいると思います。
多くの教員は、「学校概要」を見ることは少ないかもしれません。
ここには、「校長先生のあいさつ」「学校紹介」「教育目標」「学校の沿革」などが載っています。
今一度、ここをじっくり読んでみて、学校が対外的にどのような教育をしようと考えているのかを知ることは意味のあることだと思います。
時々、残念なことに、「学校紹介」や「教育目標」などに昨年や一昨年の数字がそのまま残っていることがあります。
そのようなことに気がつけば、管理職などにそっと伝えたり、パソコン操作が堪能な場合は、変更を手伝う旨の申し出をしたりするといいと思います。
<日々の学習・日々の活動欄を見る>
ホームページの大半は、日々の学習を知らせる記事だと思います。
自分の学年の分は、自分たちで更新することもあるので、よく読んでいるでしょが、他の学年の記事を読むことは、忙しくてなかなかできないかもしれません。
折角、忙しい学校生活の中で、みなさん更新されていますので、時間があるときに、どのように工夫されているのか読んでみるのも楽しいものです。
最初に、写真を見てみましょう。
個人情報保護の観点から子どもの写真は、後ろから撮ったものや、正面の場合は遠景の写真にしたり、モザイクをかけたりしているものが多いと思います。客観的にみて、様子がよくわかる写真になっているかどうかを確かめてみることは、自分の学年の紹介をする参考になると思います。
ホームページの熱心な読者である多くの保護者は、写真をさっと見ることが多いように思います。
次に、記事の内容をみてみましょう。
詳しく内容が書かれている場合もあるでしょうし、写真のキャプチャー(簡単な説明)だけという場合もあるでしょう。読んでみて、字の大きさや読みやすさ、説明のわかりやすさ、文末が揃っているかなど、少し客観的に見てみることも大切だと思います。
改善した方がいいな、というところが見つかれば、2学期からの内容がよくなるわけですから。
<学校から配付された文章を読む>
学校によっては、「学校だより」「学年だより」「特別支援学級だより」「日本語指導だより」「保健室だより」「給食だより」など日々保護者に配付された文書をホームページに載せていることもあります。
日々忙しくて、じっくり読むことの少ない同僚の教員の書いた文章を読み、その考えを知ることも大切だと思います。
学校によっては、「全国学力・学習状況調査」や「全国体力・運動能力、運動習慣調査」の結果を載せている場合もあります。
所属する学校の過去や現在の子どもの実態をそれらのデータから知るということも、意味のあることだと思います。
検索することに関する他のページもあわせて見てください。
検索する② 近隣校のHPに進む(内部リンク)
検索する③ 中学校のHPに進む(内部リンク)
検索する④ 所属教育委員会に進む(内部リンク)
検索する⑤ 他県教育委員会に進む(内部リンク)
検索する⑥ 文部科学省に進む(内部リンク)
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