学校のきまりやルールについてです。
学校のきまりやルール
翼です。
子どもたちの朝も忙しいです。
朝早く学校にきた子どもたちは、しばらくの間、1階の廊下などで待つことになります。
これは、子どもの安全を守るためです。
教員の正式な出勤時間よりも、子どもの登校時間の方が早いたために、こうなっています。
もし早く登校した子どもが一人で、教室に行き、そこに不審者などがいてもわかりません。
もし教室などで怪我をしても、少ない教職員の人数では対応できないことも考えられます。
そこで、ある程度の子どもと教員の人数が揃うまでは、待機することになります。
子どもたちは、時計を持っていませんので、本校では、決まった時刻になると、チャイムが鳴ります。これを合図に子どもたちは、教室に向かいます。
学校外や運動場ではく運動靴と、教室ではく運動靴をかえことになっている「2足制」の学校もあります。
2足制の学校でも、靴箱が1階にある学校もあれば、それぞれの教室の前にある学校もあります。
学校というのは、学校ごとにかなり文化が違います。
講師をしていて、毎年学校がかわる経験をしていると、しばらく混乱することが多いです。
洗濯するために、金曜日に、教室で使う上靴を、きちんと持って帰らせる学校もあれば、担任の裁量に任されている学校もあります。
月曜日の朝などは、教室ではく上靴を忘れてくる子どもが、何人かいます。
大人用のスリッパなどは、大きすぎて危ないので、上靴を忘れた子ども用の小さなサンダルを用意している学校もあります。
下靴の後ろを雑巾などでふいて、そのまま教室で履くようにしている学校もあります。
もし教室の床などに押しピンが落ちていたら危ないのですから、さすがに、靴を脱いで教室に入るようにさせている学校や学級はないと思います。
このようなルールやきまりは、それぞれの学校で、何らかの理由があって決まっているのですが、明確な基準があるわけではありません。
学校ごとにルールやきまりがあります。学校のきまりやルールなどは、紙にまとめて、子どもや保護者に配付したり、掲示したりしている学校もあります。
教室に入った子どもの様子
教室に入った子どもたちは、ランドセルから教科書やノートを取り出すと、机の引き出しに入れます。そして、宿題のプリントや家庭からの連絡帳を教室の決まった場所におきます。
コロナが流行ってからは、これに朝の体温や体調、家族に体調の良くない人がいないかなどたくさんの項目にチェックの入れられた「健康観察表」を出すことが加わりました。
これらのことが、さっとできる子どももいれば、友だちと雑談したり、ふさげたり、ぼうっとしたりして、長い時間がかかる子どももいます。
多くの子どもは家での様子と似ているでしょうが、家とは全く違う姿を見せる子どももいます。
家では快活なのに、学校では、固まって動かなくなってしまう子どももいます。
子どもは個性があって、とてもおもしろいです。
ただ、学校や教室では、学校や学級のきまりやルールをきちんと決めておかないと、困ったことになることも多いです。
困ったことになった話については、またいつか書きます。
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