新任教員翼くんの日々(017)年度初日のこと

新任教員翼くんの日々
つばさ
つばさ

年度初日はいろいろあります。

 翼です。

年度初日のこと

 2023年(令和5年)の4月は例年と少し違います。

 理由は、土曜日だからです。

 土曜日は、休日ですので、勤務がありません。

 例年でしたら、4月1日には、多くの学校で、教職員が集まり、新しく転任した教員や新任の教員の挨拶から始まり、学校長から学年の発表があったり、職員会議があったり、学年での打ち合わせがあったりします。

 新任教員の場合は、自治体によって、役所や自治体が持つ公民館などに出向き、辞令交付式が行われる場合もあります。

 しかし、2023年の場合は、初日が4月3日になります。

 4月3日から新年度が始まり、新しい教職員と顔合わせをするのに、早い自治体では、4月6日から入学式があるところもあります。早い学校では、3日間で入学式の準備をしなければいけないので、その場合は、なかなかたいへんです。

 遅い自治体では、4月12日というところもありますので、その場合は、入学式まで10日ほどの余裕があります。

 もっとも、日本の学校は、自治体だけでなく、学校毎に独自の文化がありますので、転任した場合などは、しばらく新しい学校の文化やシステムに慣れるのに結構時間がかかります。

 さて、新年度の初日はどんなことが待ち受けているのでしょうか。

🟠初日の挨拶

 初日は、まず全教職員が職員室に集まります。新しく赴任した教員の紹介があり、新しく赴任した教職員からの挨拶から始まります。

 挨拶はとても緊張しますが、自分を知ってもらうよい機会だと思います。

 挨拶で心掛けていることは、自分の名前をできるだけゆっくりいうことです。

 どうしても緊張して早口になってしまいますが、自分の名前は、ゆっくり区切っていうようにしています。

 時々、自分の名前をさっと早口で言う人がいますが、佐藤さんなのか、加藤さんなのかわからないことがあり、聞いていて困ることもあります。

 もっとも、教職員は、みんな名札をつけていますので、それを見ればいいだけなのですが…。 

学年発表と職員会議

 次に行われるのは、学校長から学年の発表です。

 多くの学校では、準備がありますので、前年度に、教務主任と新1年生と新6年生の発表が行われている場合もありますが、改めて校長先生から全ての教職員の紹介があります。教員だけでなく、事務職員の方などの紹介もあるのは、とても素晴らしいと思います。

 職種は違いますが、全員で子どもを育てていこうという校長先生の心遣いがよくわかります。

 合わせて、校務分掌についての説明があります。本校では、所属する校務分掌の発表があるだけで、誰がどの係を受け持つのかは、教員間で相談をするみたいです。校務分掌の長だけは、学年の発表の際に合わせて紹介されていました。

 このやり方も学校によって違いがあるみたいで、細かな係まで管理職で決めて発表する学校もあるみたいです。

 校長先生の考えやそれまでの学校の文化によって、この辺りは、変わってくるみたいです。

 職員室の座席は、とりあえず、転出した先生の後の席になります。

 校長先生から、今年度の経営方針というのが発表されました。

 教育委員会の意向も踏まえて決められたみたいですが、正直よくわかりませんでした。

 そのうち徐々にわかればいいかなと思います。

 続いて、職員会議がありました。

 最初の議題は、直近に迫った入学式の役割分担の確認です。

 昨年度の段階で、おおよその流れや役割分担は決まっていたみたいですが、その時は、転出する人が明確に伝えられていなかったみたいなので、新任者や転任者を加えた新しい案の説明が教務主任の先生からありました。

 簡単に4月の当面の学校行事の説明も合わせてありました。

 午前の会議が終わると、食事に行く前に、職員室の机の移動がありました。

 できるだけ関係する教職員の席が近くになるように配置をするそうです。

 午前中の会議が終わると、昼食の時間です。

 春季休業の間は、給食がありませんので、家から弁当を持って行くか、近くのコンビニエンスストアーなどで何かを買ってきて食べるか、近くのレストランなどに行って何か食べるかするそうです。

 同じ学年の先生に誘われて、近くのコンビニで買ってきて食べることにしました。

 午後からは、2つのことがありました。

午後からの予定

 1つは、校務分掌での役割分担の話し合いです。

 同じ校務分掌の先生方と相談して、それぞれの係が誰になるのかを決めました。

 2つめは、学年での打ち合わせです。

 学年主任の先生を中心に、1年間の大まかな流れや学年通信の順番などの相談をしました。

 教科の大まかな分担の相談もしました。

 もっとも、各教科の中心なったとしても結局、他の先生に教材研究などは教えてもらうことになるのでしょうが、一応分担の相談をします。

 いろいろなことがある一日でした。

(続く)

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