新任教員翼くんの日々(020)2学期の始まり

新任教員翼くんの日々
つばさ
つばさ

2学期が始まりました。

 翼です。

2学期の始まり

 少し前の日本では、多くの学校が3学期制でした。

 夏休みも7月21日から8月31日という学校が多かったように思うのですが、最近は、そうでもないみたいです。

 8月の最後の週から学校が始まる都道府県も多いみたいです。

 琴葉(kotoha)さんという方が、「日本研究ブログ」というブログを開設されているのですが、そのブログの「2023年夏休みの期間はいつからいつまで?小学校・中学校・高校・大学・幼稚園」という記事を読むと、夏休みの期間が一番短いのは北海道の26日間です。

2023年夏休みの期間はいつからいつまで?に進む外部リンク

 長いのは、先程も紹介した7月21日から8月31日の42日間で、千葉県、石川県、愛知県、三重県、滋賀県、広島県、山口県、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、長崎県、鹿児島県の13県です。まだまだ多くの県が7月後半から8月いっぱいのお休みなのですが、8月の終わりから2学期が始まっている都道府県の方が増えてきているみたいです。

 東京や大阪は、8月25日で夏休みが終わり、8月の最後の一週間の日々は、2学期が始まっています。

夏休みが短くなった理由

 夏休みが短くなったのには、いくつかの理由があるみたいです。

 1つの理由は、新しい小学校学習指導要領が、2017年(平成29年)に改訂されたことです。この新しい学習指導要領では、以前の学習指導要領に比べて、指導すべき学習時間が増えました

 日々の授業をゆとりをもって指導するためには、夏休みのような長期休業が少ない方がよいみたいです。

 小学校や中学校などの夏休みは「学校教育法」という法律に、それぞれの市町村の「教育委員会などが定めることができる」と書かれていますので、都道府県によって違いがあるみたいです。

 夏休みが短くなったもう一つの理由は、エアコンなどを設置する学校が増えたこともあるみたいです。

 文部科学省の出している資料によると、2022年(令和4年)9月1日の普通教室の空調(冷房)設備状況は、95.7%です。

公立学校施設の空調(冷房)設備設置状況に進む外部リンク

 多くの小学校では、エアコンなどが標準設置されていますので、暑い日が続いていても、エアコンをつければ授業ができないような状況ではないというのも理由のようです。

 子どもの中には、夏休みでも保護者の方が仕事などで忙しく、毎日のように学校で開催されている子どもを預かる施設に行く子どももいます。

 共働きの家庭のために、放課後や長期休業中の子どもの安全を考えて、自治体が放課後や長期休業中などに過ごせる場所を用意しています。

 自治体によって、放課後子供教室、放課後キッズルーム、児童いきいき放課後事業、放課後キッズクラブなど様々な名称があるみたいです。

 運営の仕方も様々です。基本的には、学校の教職員ではないこれらの運営団体の職員の方々が子どもの面倒を見てくださっています。

 そのような毎日のように学校の施設などに通っている子どもにとっては、早く学校が始まったらいいのになぁ、と思う子どももいるみたいです。

 学校が始まると、給食も始まりますので、しっかりと給食を食べることもできます。

貧困な状況の中にいる子ども

 最近は、子ども食堂のような子どもの食事を提供する場所も増えているのですが、日々満足した食事を摂ることができていない子どもが全くいないわけではありません。

 厚生労働省は、国民生活基礎調査というのを行なっています。この調査では、相対的貧困率や子どもの貧困率というものを3年ごとに公表しています。

2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況に進む内部リンク

 2023年7月初めに、2022年の調査結果が発表されました。(2021年の状況を表しています。)

 子どもの貧困率は、所得が中間の人の半分未満の世帯にいる子どもの割合のことです。基準の改定で単純比較はできませんが、旧基準だった2015年以降、少し改善傾向にはあります。

 とはいえ、所得水準などに照らして貧困の状態にある18歳未満の割合を示す子どもの相対的貧困率は、2021年の結果を見ると、11・5%です。その3年前の結果(14・0%)から比べると、2・5ポイント改善してはいます。

 ただ、ひとり親世帯でみると、44・5%にのぼり、半数近くが困窮にあえぐ状況が続いています。

 ひとり親のお母さんやお父さんは、仕事で忙しい上に、満足に家にお金がない状況では、日々の食事に困っている家庭や子どもがいるというのも事実です。

 一教員の立場では、なかなか十分なことができるわけではありませんが、夏休み中のそのような立場に置かれた子どもが心配であるということも確かなことです。

 日本は、国民総生産が世界第3位の大国です。世界で一番貯金額が多い国民であるともいわれています。

 しかし、日本に住む子どもの中には、このような豊かな国に生まれた恩恵やよさを享受できていない子どもたくさんいるというのも日本の現状です。とても残念なことなのです。

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