Kahoot!というとてもいいツールを知っていますか?
現在、多くの小学校では、パソコンが導入されています。
しかし、学校によって、パソコンを授業などに活動している状況にはかなり差があります。
今回は、「Kahoot!の活用」について書きます。
Kahoot!の活用
🟠Kahoot!の活用
<Kahoot!(カフート)とは?>
Kahoot!(カフート)は、教育用クイズを簡単に作ることのできるツールです。
Kahoot!は、モルテン・ヴァースヴィックさん(Morten Versvik)、ヨハン・ブランドさん(Johan Brand)、ジェイミー・ブルッカーさん(Jamie Brooker)の3人が参加するノルウェー科学技術大学のプロジェクトによって、2012年に開発されました。
そして、翌年の2013年から、一般公開されています。
2017年の段階で、Kahoot!は10億人の累積参加者がいます。
有料版もありますが、基本的には無料で使うことができます。
Kahoot!は、現在、多くの学校でも活用する人が増えてきています。
<Kahoot!の登録>
Kahoot!は、Kahoot!のホームページで、次の手順で登録することで、簡単に利用することができます。
教員などの問題作成者用の公式サイトは次のところにあります。
Kahoot!の公式サイトに進む(外部リンク):教員などの問題作成者用
①ホームページの右上の「サインアップ」から登録を始めます。
②アカウントの種類を選ぶことになります。教員の場合は、必ず「教師」を選ぶとよいでしょう。「個人」を選ぶと、10人までしか同時にできませんが、「教師」を選ぶと、50人まで同時に遊ぶことができます。
③次に、プレイする相手を選ぶ欄が出ますので、勤務先を選びましょう。
④メールアドレスと希望のパスワードを入力します。google等のアカウントで作成することもできます。
⑤料金プランの選択をします。有料版もありますが、基本的には無料版で楽しむことができます。無料で楽しむ場合は、右下の「無料で続ける」をクリックします。これで、新規登録(アカウント取得)は完了です。
<Kahoot!でできること>
Kahoot!は、教員がクイズの問題を作ることで子どもと楽しむことのできるツールです。子ども自身がクイズの問題を作ることもできます。
基本的な作業としては、前もって教員がクイズの問題(4択問題や○×問題)と答え、解答時間などを用意して、クイズを作成しておきます。
音楽やアニメーションを取り入れることもでき、クイズの解答がゲームやテレビ番組をしているようで、わくわく楽しみながらすることができます。
実際にクイズを解く際には、教員は、教室にある大型テレビなどにクイズの問題を映します。参加者である子どもたちは、教室にあるタブレット末端などで解答していきます。
正解した子どもには、ポイントが加算されていきます。1問ごとに、その時点での成績のよい子どもを発表することもできます。なるべく速く解答する方が高いポイントが与えられるように作られています。
子ども一人一人がアプリをダウンロードしなくても、クイズに参加することができますので、タブレット末端にダウンロードできないなどの規制がある自治体や学校などでも楽しむことができます。
登録は、教員だけがすることで学級の子どもが参加できます。
Kahoot!の公式サイトに進む(外部リンク):子どもなどの解答者用
Kahoot!にはいくつかのゲームモードがあります。基本的なモードは「クラシック」と「チーム」です。では、この2つのモードについて簡単に説明します。
「クラシックモード」
個人戦の基本的なクイズです。1問ずつ、全員同時に出題されます。1問ごとの制限時間が終わると、正解と途中順位が発表されます。
開始時に、子どもは共有画面で見られるゲームの暗証番号(PIN)を入力することで接続し、教員が作成した問題にタブレット端末などを用いて答えます。問題に正解することによってポイントがもらえます。教員は、子どもがもらえるポイントを0ポイントから1000ポイント、あるいは2000ポイントまで選べます。入手できるポイントはどれだけの子どもが入手でき、どのくらい答えるまでに時間がかかったかで算出されます。正しく答えることができた場合、早く答えた分だけ多くのポイントが得られます。画面には各問終了後にその時のポイントが表示されます。子どもが多くの問題に連続して答えられたことも記録され、連続正解が多いほど正解したときに得られるポイントが多くなります。
「チームモード」
参加者が自動的に2チームに割り振られ、チーム対戦をします。
<Kahoot!のよさ>
Kahoot!の最大のよさは、学級の子どもみんなでクイズを楽しめることです。
子どもたちはテレビなどでクイズ番組をよく見ています。そこでも、早押しクイズは定番です。しかしこれまでは、学校で早押しクイズを行おうとすると、アナログな方法でしか行うことができませんでした。それが学校にあるタブレット端末を使うことで、楽しい体験ができるようになりました。
もう一つのよさは、教員や子どもが自由に問題の作成をすることができることです。問題が自由に作れますので、いろいろな教科や学習場面合わせて問題を作成でき、授業を活性化できます。
<Kahoot!をよりよく活用するために>
Kahoot!のよさを発信している教育関係者は、たくさんいます。
まずは、このブログでもよく紹介している坂本良晶さんのものがお勧めです。
YouTube動画と配信サイトのNOTEのものがあります。
Kahoot!に進む(外部リンク)YouTube動画
教育用クイズアプリ Kahoot!大全(外部リンク)NOTE
小学校教員をされているサンソンさんが作成された「カフート徹底解説Vol.1 ~使い方やクイズの作り方~ 学級レクにも最適!!」と「カフート徹底解説Vol.2 ~新しいゲームモードを楽しみ尽くそう!~」もお勧めです。
具体的にとてもわかりやすく解説されています。
カフート徹底解説Vol.1に進む(外部リンク)
カフート徹底解説Vol.2に進む(外部リンク)
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