簡単に美術作品を見る方法を知りたいです。
夏季休業中は、時間的なゆとりがあります。
そこで、今回も、普段はしにくいことで、休業中に行うとよいと思われる事柄を書きます。
今回は、「楽しむ④ 絵画:休暇中の過ごし方(23)」です。
楽しむ④ 絵画:休暇中の過ごし方(23)
🟠楽しむ:絵画などを鑑賞して楽しむ
<美術鑑賞>
教員の中には、美術館に行き、絵画や立体作品を鑑賞するのが趣味という方も多いのではないでしょうか。
美術館に行き、じっくり絵画を見ても楽しいでしょうし、横にある解説書を読むのもいいものです。
絵画は、本当に素晴らしいものです。
私自身に関しては、絵の才能も、絵を上手に描くような練習をしようとしたこともありませんので、上手な絵を描くことはできません。
絵画やイラストを上手に書く人は、本当に尊敬します。
わたしのもののとらえ方や見方が違うのだろうなと思います。
<図画工作科の学習>
小学校でも、絵画作品や立体作品を作ること以外に、それらの作品を「鑑賞」するの大切さは述べられています。
小学校学習指導要領には、図画工作科の目標を次のように書いています。
表現及び鑑賞の活動を通して,造形的な見方・考え方を働かせ,生活や社会 の中の形や色などと豊かに関わる資質・能力を次のとおり育成することを目指 す。
(1) 対象や事象を捉える造形的な視点について自分の感覚や行為を通して理解するとともに,材料や用具を使い,表し方などを工夫して,創造的につくったり表したりすることができるようにする。
(2) 造形的なよさや美しさ,表したいこと,表し方などについて考え,創造的に発想や構想をしたり,作品などに対する自分の見方や感じ方を深めたりすることができるようにする。
(3) つくりだす喜びを味わうとともに,感性を育み,楽しく豊かな生活を創造しようとする態度を養い,豊かな情操を培う。
小学校学習指導要領 図画工作科 目標
ただ、日本の図工科教育では、あまり観賞には、時間をとっていないように思います。
以前、海外旅行をした時に、美術館に行きました。その時、小学生の子どもたちに、学芸員さんらしい人が絵画の説明をしていました。どうも授業の一環として、絵の鑑賞の授業を専門家がしているみたいでした。
わたしの教員の経験では、あまりなかったことです。
小学校の社会見学で、科学館に行くことがありました。隣に美術館があったので、ついでに美術館の見学もすることにしました。
しかし、じっくり絵画を見ることはなく、一通り、絵を見て回るだけでした。
同僚の教員の関心事は、やんちゃな子どもが多かったので、美術館に迷惑をかける行為をしないかということでした。
できれば、絵画などの美術作品を鑑賞し、楽しむ気もちを子どもたちに育てたいと思います。
<世界の絵画を楽しむ>
コロナウイルス感染症は、まだまだ収まる気配がありませんが、比較的死亡者数が少ないということもあり、旅行も自由にできるようになりました。
美術館や百貨店などの特設美術館も盛況です。
それらの美術館に行って、見ることもたいへん有意義です。
しかし、今回提案するのは、もっと簡単に世界の美術に触れようということです。
googleの機能に、会員登録不要で無料の「Google Arts & Culture」というサービスがあります。
パソコンやスマーとフォンの検索欄に「Google Arts & Culture」と入れ、「Google Arts & Culture」を呼び出します。
Google Arts & Cultureに進む(外部リンク)
Google Arts & Cultureに入ると次のような画面が出てきます。
わたしのパソコンに場合、下に「googleで翻訳」と出てきました。
この部分をクリックすると、言語が日本語になりました。
後は、たくさんの絵画を楽しむだけです。
バーチャルの世界ですので、絵画の一部を拡大して楽しむこともできます。
次のような美術館や博物館の作品が楽しめるみたいです。
フランス:ルーブル美術館
日本:西洋美術館
日本:大原美術館
日本:名古屋市美術館
日本:東京国立博物館
英国:大英博物館
ぜひ、時間の許す限り、自由に世界の美術作品をお楽しみください。
⭐️ ⭐️
なお、図工室の整備については、次のページをお読みください。
環境を整える④ 図工室に進む(内部リンク)
その他の楽しむことについては、次のページをお読みください。
楽しむ① 趣味に進む(内部リンク)
楽しむ② 絵本に進む(内部リンク)
楽しむ③ 児童文学に進む(内部リンク)
楽しむ⑤ 旅行・帰省に進む(内部リンク)
楽しむ⑥ 音楽に進む(内部リンク)
楽しむ⑦ 本を探すに進む(内部リンク)
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