構想表について書きます。
作文を書くときには、記述の前に構想を練ることが大切です。
ここでは、「構想表について」書きます。
構想表について
<構想表>
子どもに作文を書かせる場合、構想表を書かせるようにするとよいでしょう。
構想表を作ると、子どもは、作文が書きやすくなります。
私が書いた「わたしの好きな韓国映画」という題の作文の構想表を示してみます。
作文「わたしの好きな韓国映画」に戻る(内部リンク)
3段目のところが、今回の私の作文の構想です。
子どもには、3段目が空欄のワークシートを渡すことになります。
実際、私が、この構想表や作文を書く前には、見た韓国映画をいくつか思い返しました。
そして、主人公が同じで、内容が似ている話を取り上げることにしました。
2つの作品のあらすじを書く前には、インターネットで、2つの映画のホームページも読んでみました。
「猟奇的な彼女」のホームページから、インターネットに書かれた小説がこの映画をつくるきっかけになったことや、小説と映画では結末の内容が違うことなどを知りました。
子どもが構想表を書く場合、箇条書きにしないで、文章をそのまま書く場合もあると思います。
書く内容を子どもが整理できたらいいわけなので、箇条書きでも、文章のように書いてもいいと思います。
構想がまとまらない子どもには、個別にインタビューするなどの支援を行います。
構想表ができた子どもは、半分以上作文がしあがったといえるでしょう。
ぜひ、子どもたちに、教室やご家庭で、400字作文を書かせてみてください。
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他の作文の指導の方法については、次のページも併せてご覧ください。
作文のすすめ(6)自由作文に進む(内部リンク)
作文のすすめ(7)子どもの発達段階を知るに進む(内部リンク)
作文のすすめ(8)低学年向けに進む(内部リンク)
作文のすすめ(9)中学年向けに進む(内湯リンク)
作文のすすめ(10)高学年向けに進む(内部リンク)
作文のすすめ(11)卒業文集に進む(内部リンク)
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